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鍼灸治療で使われる鍼の種類

鍼灸治療では、様々な種類の鍼を用いて体の不調を取り除きます。その中でも一般的に用いられているのが、鍼に柄がついている毫鍼です。毫鍼のほとんどがステンレス製であり、長さや太さの種類は色々あります。鍼の部分の太さは、ほとんどが1.5~6cm、太さは0.14~0.34mmの範囲におさまっています。様々な長さと太さがありますが、その中でも長さ4~5cm、太さ0.2mmくらいの鍼が良く使われています。ちなみに病院やクリニックで行われる採血では、太さ0.8mmの鍼を使うことが多いです。鍼の太さが細いほど痛みを感じにくくなるので、鍼灸治療で使われる鍼ではほとんど痛みを感じることはないです。近年は衛生面での配慮が行われ、使い捨ての鍼を使う治療院が増えています。また、鍼の使い方も様々です。例えば症状に応じて鍼をすぐ抜いたり、しばらくツボに刺したままにしたりすることがあります。さらには、鍼にごく弱い低周波電流を流して、ツボや筋肉に直接刺激を与えるケースも多いです。

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